2014年 10月 22日
Collaboration
パートナーとの共同提案。





とあるコンペ?的なものに参加オファーを頂きましたが、
自身が忙しかった事もあり、今回は期間限定でパートナーと共同することにしました。
なんせ少ない情報をもとにスタディするのは結構大変でしたが、皆の協力のもと、なんとか間に合いました。

九大の森君、藪井君、フリーの田中君、この場を借りてありがとうございましたー。

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まずは形態コンセプトの立案。
海と山を結ぶ軸線から「GATE」をイメージし、スケルトンインフィルを意識した門型構造を手掛りにした。

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これは僕の案。
密集した周辺環境からの離脱と、明るく広い室内環境の獲得という相反する要素を、
定番の「格子」と「中間領域によるセットバック」で解決しようとしたもの。

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そして、これはパートナーの案。
詳しくは彼女が別の場で説明するとして、僕自身、実はこっちが気に入っている。
邪念なくコンセプトを明快に整理しており、潔いし、なにより、気持ち良さそうだなぁ と思わせる。


それにしても、住宅コンペは難しい。
レギュレーションがしっかりしていれば問題ないのだけれど、案外そうでもない。
まあ、それはいいとしても「こんな少ない情報で、人のいったいなにが分かるのか。」っていつも思ったりする。
それでも、がんばったりしちゃうのは、僕等みたいな人種の悲しい性なんですけどね。。。

話は変わるが、設計者や建築家である前に、職業人として、いつも心がけている事がある。

やり遂げる、正面から向かい合う、責任をとる。

ちゃんとできているかどうか分からないが、少なくともそういう意識はもっていたいし、
それができる人間でありたいと、いつも思っています。

他方、新しい世界を見せてあげることが僕等の使命の一つだとすれば、これは大変な葛藤です。

いわば商業活動のなかで、施主のお金で建築行為を導くわけですから、
結果、いつもギリギリのラインを攻める事になるわけで、それでも、コンセプトを変えなければ最終的に
実現しない、若しくはいずれ破綻する提案、施工者がたいへんな損をする設計など
(これらが、廻りを見渡すと結構ある)ではなく、やはり芸術家ではない以上、
将来に渡って現実性のある考え方を提案・設計しなければなりません。

建築ができた時、施主さんに喜んでもらえるのはミッションとしてあたりまえで、
数年後、数十年後、ご家族の最高の笑顔が見たいと願いながら、走り続けています。
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by ysstudio | 2014-10-22 17:25 | 日常 | Comments(0)


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